人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大工のひとりごと

sumika2008.exblog.jp
ブログトップ
2014年 01月 27日

藤岡瓦

丸喜製材さん、続きます。
自社物件であってもこれだけ手間のかかる家造りは、
年一棟でよいと言っていましたね。
たいへん手間のかかる家造りです。

また、この家の屋根瓦がとても味わいが有るんです。
藤岡瓦、調べて見ますと現在3窯ほどしか無いそうです。
ここでも後継者問題があるようです。
この瓦葺き、普通日本瓦葺きの3倍位手間がかかるそうです。
そして、生産は半年以上予約で埋まっているようです。
藤岡瓦_c0228241_19134712.jpg


by sumi-ka2008 | 2014-01-27 19:22 | 職人技 | Comments(4)
Commented by kunitachi24 at 2014-01-27 22:59 x
きれいな屋根瓦ですね。
ところで、藤岡瓦と日本瓦、わかりませんがどこか違うのでしょうか。
教えていただけますか。
Commented by sumi-ka2008 at 2014-01-27 23:47
。unitachi24さん、この藤瓦は、とても歴史も古くもちろん日本瓦です。
日本瓦は、銘柄、形のちがう物がまだまだありますが、藤岡瓦は、だるま窯と言って焼き方に特徴が
あるようです。
一般では高温で焼き締め硬質瓦としますが、藤岡瓦は、300度ほど低い1000度ほどで焼くため
保温性に優れているそうです。
ただ焼き方の特徴か、歪みも多いそうで
したがって、職人泣かせの瓦らしいです。
Commented by kunitachi24 at 2014-01-28 19:06 x
回答をありがとうございます。
そうですか。だるま窯、印象的なことばです。特徴のある瓦なんですね。そのかわり、職人泣かせの瓦なんですか。それで3倍手間がかかるんですね。よくわかりました。
Commented by sumi-ka2008 at 2014-01-28 20:13
kunitachi24さん、私も聞いた話ですが、手間のかかる瓦のようです。
生産量も少ないようですが、この味わいに魅了されたら使いたくなるでしょうね。
少し高値のようですが、なかなか入手困難だと思います。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 鉋クズ      丸喜製材さんの仕事 >>