大工のひとりごと

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2012年 03月 08日

シャチ栓継ぎ

本日「小平の家」上棟でした。
この家、国産杉材を使用し一部構造材表しにした作りとなります。
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家の中央に150mm角の通し大黒柱を配し4角に120mm角の通し柱、外周には、
105mm角の管柱が、化粧管柱には、檜上小節120mm角使用。
柱材は、すべて檜材となります。
現場では、写真と違い、いろんな比率、バランス、木の香りなど体感出来ます。
軸組材料、継ぎ手仕口など、見学希望の方は、「住み家」までご連絡いただければ、いつでもご案内いたします。FAX042-703-8832
     
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次の画像がシャチ栓継ぎです。
長いほぞに2本のシャチ栓が打ち込まれています。
互いにテーパとシャチ栓の角度が施して有り打ち込むほどに互いを引き寄せる仕組みです。
手刻みにおける、代表的な継ぎ手の一つです。
シャチ栓の入る斜め角度をまちがわないよう注意すれば、施工も楽ですし、
強力な引き寄せが可能です。
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木造建築には、材の継ぎ手が不可欠、住み家では、追っかけ大栓継ぎ、台持ち継ぎ、引きほそシャチ栓継ぎをよく使用しますが、「小平の家」のように材と材の大きさに違いがある場合引きほぞシャチ栓は、有効な継ぎ手と言えます。
五番通りを境に、継ぎ手の位置を変えています。
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by sumi-ka2008 | 2012-03-08 23:04 | 小平の家 | Comments(6)
Commented by rain310 at 2012-03-08 23:47
上棟…お疲れさまでした(*^^*)
すごっ♪上棟の音が良いですよね木を打つ音。。。
これがシャチ栓継ぎ!
補強の強化ですか?
もっと詳しく知りたいです…教えて下さいm(__)m 
Commented by sumi-ka2008 at 2012-03-09 13:16
rainさん、  住み家の手刻み、いろんなところが、ゆるゆるでなく硬め、強めに細工してますので、木をたたく音もすごいですよ。。
ご近所さんも、大変だと思います。。。
材が痛まないように、当木してたたくのですが、何本もボロボロに。

シャチ栓について、画像など付け加えておきました。
ごらんください。

Commented by rain310 at 2012-03-09 23:35
とても貴重な現場写真を観せて頂き
ありがとうございます♪
木の材質を熟知してるからこそ手刻みの加工が出来るんですね
手刻み加工は木造建築から生まれる匠の技ですね(*^^*)
本当に良いもの観せて頂いて感謝です
他のWebサイトでは観れないですから。。。
Commented by sumi-ka2008 at 2012-03-10 20:44
rainさん、
シャチ栓はどのように打ち込まれるか、おわかりいただけましたでしょうか。
シャチ栓を、きつくたたき込むことによって、梁材が圧縮されて、元に戻ろうとする復元力を利用した物ですね。
梁と梁がゆるまないと言う訳です。
Commented by X at 2012-03-11 18:24 x
先日は、お疲れ様でした~^^。  ブログ等でしか拝見していなかった材、 実際現場で見たときには感動しました。特に継ぎ手や材(小口等)の素晴らしさ。 手刻みだからこそ出来る複雑で計算された継ぎ方や、完成してからでは見られない、材の中心が、木の芯になっている小口(説明下手ですが・・)。 初めて丸一日上棟に立ち会えたので感激の連続でした^^
これからが、さらに楽しみになりました。 よろしくお願いしますね~
Commented by sumi-ka2008 at 2012-03-11 20:38
Xさん、
建て方の終わった家はよく見かけても、実際に建て方にたずさわって
の感激は、ちょつとちがうでしょう。
普通なかなか、材の小口まで観察することもないですしね。
(材の中芯が、木の中芯になっている)現物を見ないとなかなか理解出来ない言葉ですよね。
 これからも、家づくり楽しんでください。


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