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大工のひとりごと

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2013年 02月 23日

今、昔

今、昔_c0228241_22341362.jpg

川崎市内のリフォーム工事、床塗装すれば一期工事終了となります。
この家、20数年前に私がリフォーム工事手がけていまして、
そのときの床材に合わせて、この複合フローリング使用なんであります。
今回は、応接間ジュウタンからの取り替え工事!

大工工事について、今と昔の違いについてすこし。
この現場で見かけた現象を書きます
  興味のある方は続きで027.gif



次の画像は、応接間の床レベルです。
一枚目は、土台廻り、部屋の外周に位置する床。
二枚目は、部屋のまん中になります。
今、昔_c0228241_22532176.jpg
今、昔_c0228241_22543161.jpg

部屋のまん中が10mmほど盛り上がっているのがわかる
築40年ほどたつこの家!
経年変化でこういう現象が現れるのは、当然のことと私たちは教育されて来た。
部屋の床施工では、部屋の中心を数ミリ下げて作るようにとね。
   なぜって。。。わからない方にはお教えもします037.gif
昔の大工は、30年40年先を見据えて仕事をしてきたものなんです。
現在では、このような手法、私もやっておりません。。なぜかって。。
床、ビー玉ころがっちゃう。。テ言われるからね041.gif041.gif
現在の建築30年先は関係ないんですね。
今がよけりゃ。。ッテネ。  お役所さんの考え。。ネ

  大工の教え後世に次がせる事は今やまちがいなんだろうか?

by sumi-ka2008 | 2013-02-23 23:28 | 職人技 | Comments(0)
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