2014年 10月 27日
解体の現場まだ名前ありませんが、手壊し現場と言うことで、 この家、関東大震災被害で建て替えたと聞いています。 関東大震災、大正12年ですからその後となります。 解体始まって観察すると私の想像と幾分違った刻みが見えてきました。 今日は、その一つを。。 この画像は、大黒柱四方差しの部分です。 穴のあいてる部位の差し鴨居は、りホーム時に外されています。 まる栓が打ち込まれていた跡が見えますが、その上のボルトなんです。 この時代の木組みの刻みだと、込み栓、シャチ栓、鼻栓が基本ですが、 なんと。この時代にボルト使用です。 なんと進んだ考えの棟梁だったのでしょうね。 もしや。。りホーム時に補強した物かとも考えたのですが、ボルトの種類と 小屋裏にも、同じボルトが使用されていました。 当時のボルトでしょう。 小屋裏のボルトは、又の機会に投稿いたします。
by sumi-ka2008
| 2014-10-27 22:27
| 大きなサクラの木のある家
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Comments(2)
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komako321 at 2014-10-28 20:40
ボルト、あったんですね。新旧の端境期のお仕事だったんでしょうかね。
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sumi-ka2008 at 2014-10-28 21:19
komako321さん、ボルト、1800年後期には有ったようですが、このような建築に
使用するには、何らかの事情が有ったのでは、と考えています。 小屋組など再利用の材が使われていますため、長さが足りなかったなどでは? と思ったり。等々当時の大工さんの心中を探っていたり、とても楽しい現場です。 |
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