2014年 11月 04日
解体の現場!内部、外部の壁面解体ほぼ終了 現在屋根の銅板はがしの最中。 屋根は垂木上、30数年前に葺き替えています。 とても美しい梁組みが現れました。 関東大震災で倒れた家の建て替えに、使える材は再利用したそうで その名残が見てとれます。 以前の家は、200年ほど前に建てられたと言うことです。 やはり無垢材はすばらしいんですね。 200年の時が過ぎても朽ちる事無くしっかりと耐えています。 このような解体をしながら、現代の家造りに置き換えて、いろいろ 考えさせられます。 桧などは、使用1500年がピークでその後1000年ほどかけて質が低下すると 言われています。 この材は、地松丸太と思いますが、この先何年家を守る事できるのでしょうね。 今回取り壊すためはかり知ることはできませんが、、、 天井の熱と、煙に燻されて、完全乾燥状態です。 この材を見ると現在のKD材と言われますお国推奨品と重なって見えてきます。 そうか! KD材って200年使用済みの材と思えばいいんだって 思うのは、私だけ?
by sumi-ka2008
| 2014-11-04 23:01
| 大きなサクラの木のある家
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Comments(2)
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komako321 at 2014-11-06 19:00
桧の使用ピークは1500年!気が遠くなる年月、耐えてくれるんですね。木は素晴らしいの一言です。
梁組み、なんとも美的。こういう梁をつくった大工さんはすごいなあ。
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sumi-ka2008 at 2014-11-06 22:53
komako321さん、1500年とは言っても使用する場所によって
異なるんですが、木の生命力は素晴らしいですね。 そして、製材力の乏しい時代には丸太の方が楽だったんでしょう。 製材力がUPするごとに大工力低下となってしまいました。 |
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