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大工のひとりごと

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2017年 07月 19日

材の木取り

現在作業場では、十六夜荘)の手刻みも行われていますが、信州、紀州からの
材が一同に搬入されたため作業場が狭く、とりあえず加工をして搬出できる物から
刻んでいます。先ずは屋根垂木の加工から始まっていますが、この垂木が大変な物です。
60mmx120mmx4000mmの桧材を木取る訳です。
この寸法の材は、いつでもどこでも流通している材でございませんで、さて住み家ではどのように
確保するか少しお話いたします。
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60mmx120mm桧材の乾燥既製品が入手できれば一番楽なわけです。
流通が少ないとなれば、製材出来るところへ発注することになりますが、住み家の入手方法は
紀州方面、吉野材の豊富な松阪市場に行って落札した2面、3面無節という126mm角4000mm
の柱材を2つ割りにして確保すると言う物すごい発想のもと進んでいます。
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このような柱材を大量買いして背割れが真ん中にある物を拾い出ししての材確保です。
市場へ出荷した生産者からすると涙することでしょうが、私たち施工会社からすると
どんな方法も検討の対象としなければ仕事にならないわけでして。。。
化粧垂木ではございません。ごめんなさい と言いつつ加工しています。
高価な垂木材ですね109.png




by sumi-ka2008 | 2017-07-19 22:00 | 十六夜荘 | Comments(0)


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