大工のひとりごと

sumika2008.exblog.jp
ブログトップ
2018年 05月 08日

ヤギは飼えないお家

久しぶりの投稿になります。
ちょつとサボっていると、、まっ、いいか、て事で、、

大工になって初めて使用する部材について書いてみます。
今の時代の建築で使われる建材、床材、ドア枠、サッシ枠、巾木、見切り、ドアなど
全て紙でできている事を家を建てる施主は知っているんでしょうか?
c0228241_22314498.jpg
一見綺麗な木枠に見える窓枠材ですが、紙の圧縮板にプリントされた極薄のビニールシートが貼られて
いるんですね。大工の技術など全くいりません。削る、材の癖を見極める事もなく切って組むだけ
後は、どれだけ早く組み立てるかだけ、、
c0228241_22322374.jpg
c0228241_22320412.jpg
それが、良いとか悪いとか言う事ではなないのですが、この様な紙でできた建材が生まれたのか?
ハウスメーカーがクレーム対策として生まれたとも聞いています。
無垢材の、曲がる、反る、割れる、やせる、などの無いシート版は理に叶っているわけですね。
クレームが、多かったのでしょうね。
日本の産業においては、下がる所があれば上がる所がある訳で、均整は取れるのでしょうが、
刃物製造、大工技術、林業などの技術低下を招いてしまいます。
この様な技術低下は、何十年スパンでの回復は望めないのです。
そんな事を言いながら、紙の枠材を切っている私がいる。119.png


[PR]

by sumi-ka2008 | 2018-05-08 23:34 | 材料 | Comments(2)
Commented by komako321 at 2018-05-10 12:11
なるほど。そういうのがこの時代につくられたというのは、びっくりです。(@_@;)
Commented by sumi-ka2008 at 2018-05-11 21:16
komako321さん、一般の方々は建築の造作材が紙でできている事など知らないと思います。
知っていても知らなくともこの様に使用して進んでいきます。


<< ヤマボウシ      上溝桜(ウワミズザクラ) >>