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大工のひとりごと

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2019年 02月 02日

火打ちも隠しボルトで取り付け

境川沿いの家)構造は(板倉造り)です。板倉造りは柱間に30mm厚の縁甲板を落とし込んで組上げる仕組みです。
初の板倉造りの刻みも大変でしたが、長年にわたり構造材を集めて置いた荒材を削りながらの作業で手刻み以上に大変な作業でした。
そんな手刻みもほぼ終了しました。
最後の刻みは火打ち材でしたこの家に入る火打ち材は計18本です。
120x150の火打ち材の取り付けは勿論ボルトで締め付けますが、ボルトや座金類の金物は見える事はありません
この家ほぼ化粧表し構造ですが、仕上がった状態ではボルトなどの金物は全く見えません

内側にはボルトの穴が有ります。
火打ちも隠しボルトで取り付け_c0228241_21101692.jpg
外側には貫通していません。
火打ちも隠しボルトで取り付け_c0228241_21103439.jpg
火打ちも隠しボルトで取り付け_c0228241_21105600.jpg
大入れ部分は取り付け時にカットしますが、この状態で終了しています座金もボルトもしっかりと入ります。


by sumi-ka2008 | 2019-02-02 21:23 | 境川沿いの家 | Comments(0)
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