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大工のひとりごと

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2021年 10月 09日

消滅

今回の構造材は、105mmの材の為アリ継ぎ手の長さを24mmとしました。
通常だと30mmなのですが、30mmだと腰掛部分が、7mmとなってしまいます。
この腰掛部分んは、多いほどよいので引き抜きより耐荷重を優先としました。
消滅_c0228241_23322926.jpg
消滅_c0228241_23321080.jpg
土台の継ぎ手です。
アリ継ぎ手の寸法は、アリ首30mm、アリ頭45mm、長さ24mmです。
アリビット24mm使用で、13,5mmの腰掛が確保できます。
120mm材でアリビット30mm使用した場合の腰掛が15mmですので、近い寸法となります。

このビットは、もう13年も前に購入しておいたものですが、現在は製作されていないようです。
手刻みが少なくなると必然的に工具が消滅していきます。とても残念な事ですね。


by sumi-ka2008 | 2021-10-09 23:57 | 日和田山を望む家 | Comments(0)
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