人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大工のひとりごと

sumika2008.exblog.jp
ブログトップ
2023年 12月 18日

ある名工の製作した玄関ドアー

今日は、大規模リフォーム工事現場大工工事最終日、本日は、
玄関建具取り換え工事でした。この建具は米ヒバで製作されています。
特に変わった建具でもありませんが、この建具を制作された方が物凄い方だそうです。
ある名工の製作した玄関ドアー_c0228241_21413901.jpg
次の吊戸棚の建具は、名も知らない大工作りです。
ある名工の製作した玄関ドアー_c0228241_21421582.jpg
ただ、名工製作であれ、大工製作であれ無垢材での製品は、いろんな気象条件で
どんな動きをするか見極めるのはむずかしいものなんです。無垢材についてすこし
書きます興味のある方はMoreへお出かけください。





現在ハウスメーカーなどではクレーム対応の為内部造作に無垢材を使用する事は、ほぼありません、枠材や建具材、床材などシート貼り素材の新建材でできています。
解りやすく説明すると、圧縮された紙にフイルムを貼って材木に見立てている物です。 

では、なぜクレームがでるのか、無垢材は、水分、油分を保持して自分をアピールしている訳です。水分油分がなくなれば、紙と同じになってしまいます。それでは無垢材の意味もなくなってしまいます。新建材は、もって30年、無垢材は何千年、これほどのちがいがでてしまいます。

では、無垢材は、なぜクレームが発生するのか、それは、無垢材の特性をしらない事からです。無垢材は秒ごとに変化しています。水分を吸ったり吐いたり、これによって材が膨張したれ痩せたり、曲がったり反ったり、割れたり床なりしたり、自然素材なので
これが材にとっては自然なのです。自然に逆らうひとは、紙でできた材をお勧めします。本日は、このくらいで、、


by sumi-ka2008 | 2023-12-18 22:56 | リフォーム | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< テレビ東京で、使われる?ウォー...      大工作りの建具 >>