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大工のひとりごと

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カテゴリ:手刻み( 14 )


2010年 10月 31日

1031  雇いほぞ

今回は、「雇いほぞ」について!
雇いほぞとは、文字どおり「ほぞ」を雇うわけです。
雇いほぞを使用するには、いろんな要素があります。
材が短い場合、組み立てを楽にするため、引きしろが二倍になる、
雇いほぞにすることで、堅木使用もでき強度を出すことができるなど、色々利点も多いのです。
次の写真では、丸柱への三方差し、雇いほぞの「差し口」の作業です。
組み立てた状態へ、通りなど確認、当たりの調整、引きしろを見て込み栓の位置決めです。




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by sumi-ka2008 | 2010-10-31 19:11 | 手刻み | Comments(0)
2010年 10月 27日

1027  強いんです!

ヤマベ木構造、山辺豊彦さん著者による
「木造住宅の構造設計」の本です。
「住み家」で、得意としてます手刻みにおいて、実に良い内容を目にしました。
ほんの一例ですが、次の画面に注目ください!
画面をクリックすると拡大できます。045.gif
 梁端接合の支持耐力一覧です。

左側上より、2益目のBG2をごらんください
一般的にプレカット加工+Dボルト使用の仕口です。
長期許容支持耐力11,6KNとあります。
c0228241_133155.jpg


次に、一番下のTG2をご覧ください、大工による一般的手刻み加工の接合部分です。
長期許容支持耐力11,4KNとなってます。
しかも、ボルトしの数値です。

細かい条件はありますが、プレカット加工は精度が良く強いと思われてますが、ボルト無しの同じ条件ですと,プレカットの(BG1)9,2KN
大工手刻みのほうが、強いんです。038.gif
「住み家」では、精度UPには、かなりの時間をかけることにしてます。

by sumi-ka2008 | 2010-10-27 21:46 | 手刻み | Comments(0)
2010年 10月 12日

1012  電動工具

梁材一本、手刻み加工に使用する電動工具どのくらい必要か?
梁材の仕口にもよるが、おおよそ、このくらい必要です。
この電動工具を使い分けして、刻みます。
刻みに入ると、一日中この工具に、使われている、そんな感じです。042.gif
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by sumi-ka2008 | 2010-10-12 20:11 | 手刻み | Comments(0)
2010年 09月 12日

0912  尺状について!

秋の山野草を添えて!
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手刻み、始まります。ただいま準備中!038.gif
手刻みには、必ず必要な物があります。
それは、図板、(図面を板に写し取ったもの)
    尺状、(間竿などとも言う)
今回は、尺状の制作の行程のお話!
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この尺状は、約4mの長さの物を必ず2本用意します。
2本一度に墨をします。
基本は、455mmピッチで(図面寸法による)8分割に墨をする。
次の写真で見るように、(1枚目と比較)一本を、基、末を返します。
この9本の墨が完全一致するまで、何度でもやり直しです。042.gif
この行程の必要性は、おわかりになると思います。
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027.gif
その他、1F柱状、2F柱状、束状などが必要です。
次回は、図板について!

by sumi-ka2008 | 2010-09-12 19:58 | 手刻み | Comments(2)